創業300年を迎える老舗旅館9つの湯で湯巡り気分

 温泉街・高湯通りの高台にあることが宿名の由来。玄関までの石段を上がるとそこには純和風木造建築がある。蔵王温泉の中でも最も古い老舗旅館だ。
 日本の伝統美を感じさせる家具や囲炉裏スペースがある館内には、お香の芳香がほのかに広がり、上品で落ち着いた雰囲気。「本館」「離庵山水」「深山荘」「清風荘」の4つの棟があり、客室は和室や和洋室など全て趣が異なる。温泉街を見下ろしながら非日常の空間でくつろぎたい。

 自家源泉かけ流しの湯は、内湯と露天風呂を合わせ9カ所(男女入れ替え制)の浴室があり、一つの宿で湯巡り気分に浸れる。1716年(享保元)の創業以来、絶えることなく湧き続ける温泉は強酸性。肌にピリッと効き、血流を促進してくれるという。湯治場の雰囲気漂う「長寿の湯」と、川のせせらぎが聞こえてくる「せせらぎの湯」は24時間利用可能だ。
 夕食は1日4組限定の蔵王牛を使用した「すきしゃぶ鍋」のコースの他、国産牛のステーキ、松茸と菊と水こぶの御浸しが並ぶ華やかな会席膳など、多彩なプランから選べる。朝食も郷土料理を含む和食膳。地元産のそば粉を使った「そばがき」や山形発祥の「いも煮」など朝から贅沢なメニューだ。

温泉情報

みやまそう たかみや

山形県山形市蔵王温泉54

TEL:023-694-9333

宿泊料:1泊2食付き1万6350円~2万1750円(平日2名1室の場合の1名料金)

カード:使用可 客室数:22室

風呂:男女入れ替え制内湯4、男女入れ替え制露天風呂3、貸切風呂2

泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉

主な効能:皮膚病、婦人病、切り傷、やけどなど

アクセス:(電車)JR「山形駅」より山交バスで約40分「蔵王温泉バスターミナル」下車、徒歩5分。(車)山形自動車道「山形蔵王IC」より西蔵王高原ライン経由で約30分

本内容は、男の隠れ家2015年2月号(2014年12月27日発行)から掲載内容の一部を
再編集した、東北観光推進機構と男の隠れ家によるコラボレーション企画です