穀田の建石
こくたのたていし神か仏かに関係する碑
安永3年(1774)の『風土記御用書出』によると、「但往古石より米湧出候迚穀田村と申候由申伝候、米不足ニ出候、間口ヲ明候迚所之者石ヲ割候由ニ而只今ハ石弐ツニわれ有之候・・」とあり、昔石から米が湧き出したのでこの地を穀田と呼んだという。この建石は長さ約2m、幅約70cm、厚さ15cmの長方形の砂岩で、中央から2つに割れている。正面には苔が生え文字らしきものは見えず、裏面は堀りおこさないと見られない。置かれた場所や石の大きさからいって、道しるべ的なものではなく、かつては縦に建てられ、神か仏かに関係する碑ではなかったかと推定される。参拝した人々があげた米が付近の田に散らばったものと思われる。
- エリア
- 仙台・秋保・作並・松島・塩釜
- 宮城県
- カテゴリー
- 文化・歴史
基本情報
- 住所
- 宮城県富谷市穀田岩下
- 料金
- 無料
- 営業時間
- 無
- 休業日
- 無
- アクセス
- 東北自動車道泉ICから約12分
市営地下鉄泉中央駅から車で約20分
問い合わせ先
- 問い合わせ先
- 富谷市民俗ギャラリー
- 電話番号
- 022-358-1531