青森県立美術館
あおもりけんりつびじゅつかん広大で見晴らしの良い土地に、真っ白な外壁の凸凹な建築がそびえ立ちます。現代的で繊細なデザインの青森県立美術館は、隣にある縄文時代の集落跡「三内丸山遺跡」の発掘現場から着想を得て設計されました。発掘現場の壕のように、地面が幾何学的に切り込まれています。縄文とモダンが融合するユニークな空間です。入口には青く光る木をたくさん並べたシンボルマークで“青森”を表現されており、日が沈むと宵闇に浮かび上がります。細部にまで意匠が凝らされており、建築美だけでも見ごたえ充分。
青森県出身にして世界的に有名な画家、彫刻家・奈良美智氏の作品、高さ8.5mの巨大な「あおもり犬」は有名です。見上げると八角形の空が広がる「八角堂」という空間に、穏やかな表情のまっしろな犬が佇んでいます。ほかにも、板画の巨匠・棟方志功や、ウルトラマンの怪獣デザインで有名な成田亨など、強烈な個性のある青森県のアーティストの作品を楽しむことができます。
また、巨匠・シャガールの描いたバレエ「アレコ」の舞台背景画も見どころのひとつ。四層吹き抜けの大空間に全4作品から成るバレエ「アレコ」の舞台背景画中、第1幕、第2幕、第4幕が収集されています。約9m×15mの巨大絵画は、サイズだけでも見るものを圧倒します。
館内には「4匹の猫」という可愛いカフェがあり、絵本仕立てのメニューなど美術館ならではの演出も。明るい空間で、青森県産の食材にこだわったランチやデザートをいただけます。
ミュージアムショップでおしゃれなおみやげを探すのも楽しみ。独立したエントランスを持っているので、館内に入らなくても直接出入り可能です。
基本情報
- 住所
- 青森県青森市安田字近野185
- 料金
- 【常設展】
一般510円
大学生・高校生300円
中学生・小学生100円 - 営業時間
- ●10月1日〜5月31日
9:30 - 17:00 (入館は16:30まで)
●6月1日〜9月30日
9:00 - 18:00 (入館は17:30まで) - 休業日
- ●毎月第2、第4月曜日 (祝日の場合は翌日)
●年末 - アクセス
- ●JR新青森駅から車で約10分
●青森駅、青森空港から車で約20分 - 駐車場
- あり
- 公式サイト
- http://www.aomori-museum.jp/ja
- クチコミ
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問い合わせ先
- 問い合わせ先
- 青森県立美術館
- 電話番号
- 017-783-3000