芦東山記念館

芦東山記念館
 芦東山(あしとうざん/1696~1776)は、我が国の刑法思想の根本原理を論じた「無刑録」の著者です。江戸時代に活躍した仙台藩の儒学者であり、第5代藩主伊達吉村公に仕えました。1737年に藩校の講堂座列に関する願書を出した結果、評定所から処罰され、24年間の幽閉生活を送りますが、その間、刑法の基となった「無刑録」18巻を執筆しました。 生前は刊行を許されず、没後101年目の明治10年(1877)、その内容を評価した元老院から無刑録18巻として公刊されました。 展示室には「原本無刑録」を始めとする関係史資料を展示し、芦東山の生涯と業績を分かりやすく紹介しています。
住所
岩手県一関市大東町渋民字伊勢堂71-17
電話番号
0191-75-3861
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
料金
高校・大学生200円(団体160円)、一般300円(団体240円)※団体は20名以上
中学生以下、65歳以上の市民の方、障がい者手帳をお持ちの方及びその付き添いの方は無料
所要時間
30分~90分程度
備考
<周辺のご案内>
近隣には、芦東山生家、墓所、市指定有形文化財「芦家住宅」をはじめ、国指定重要文化財「木造観音菩薩坐像」を所蔵する東川院や、平成30年に開館した一関市民俗資料館もあります。
室根山の風景や四季折々の植物を眺めながら、当地の歴史スポットを散策いただけます。

東北の観光・旅行情報は「旅東北」へ https://www.tohokukanko.jp/

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