須賀川松尾芭蕉めぐり

奥の細道の足跡をめぐる

須賀川松尾芭蕉めぐり
江戸時代に須賀川は奥州街道の屈指の宿場町として栄え、町人文化も花咲く活気に満ちたまちでした。俳聖松尾芭蕉は「おくのほそ道」の旅で、かねてから親交のあった相楽等躬(さがらとうきゅう)を訪ねて八日間滞在しました。それに由来し、市内23ヵ所に俳句ポストを設置し、店舗や民家の軒先には俳人たちの作品が記された軒行灯が飾られるなど、須賀川は今でも俳句が盛んなまちです。
須賀川市松尾芭蕉ゆかりの地
■神炊館神社(おたきやじんじゃ)須賀川の総鎮守の神社で、芭蕉が須賀川滞在中に参詣しています。信州諏訪の神を合祀しているため、須賀川のお諏訪様とも呼ばれています。須賀川城の外濠跡や句碑などがあります。
■長松院曹洞宗の寺院で、芭蕉が逗留した俳人相楽等躬の菩提寺。等躬の「あの辺はつく羽山哉炭けぶり」の句碑と墓所があります。
■可伸庵跡相楽等躬の屋敷の一隅に住んでいたと伝えられる僧、可伸の庵跡。芭蕉は栗の木の下にある可伸の庵で、等躬らと歌仙を巻きました。文政8年(1825)に「世の人乃みつけぬ花や軒の栗」と刻まれた句碑が建立されており、これは芭蕉が可伸のひっそりと暮らす様子を感じ入って詠んだ句です。
■十念寺芭蕉も参詣している浄土宗の寺院。安政5年(1855)に「風流のはしめや奥乃田うゑ唄」と刻まれた句碑が建立されています。この句は陸奥に入り、初めて触れた風流は素朴な田植え唄であったと等躬への挨拶を込めて詠んだ句です。
■須賀川市風流のはじめ館須賀川市芭蕉記念館が「須賀川市風流のはじめ館」として生まれ変わりました。俳句文化を中心とした多様な和文化をとおして、世代をこえて、人々が学び愉しみ、つながり創っていく、日々を豊かに彩る心のおきどころとなる場として開館しました。館内には松尾芭蕉ゆかりの資料や俳人たちに関する資料の他に、各種文化団体や学生、子どもたちの作品などを紹介するスペースなどもあり、気軽に俳句文化に触れあえる施設になっています。
住所
福島県須賀川市本町81-4
電話番号
0248-72-1212
営業時間
文化伝承の間 9:00~17:00
それ以外のすべて 9:00~22:00
※日曜・祝日は9:00~20:00
料金
入館無料
所要時間
備考

東北の観光・旅行情報は「旅東北」へ https://www.tohokukanko.jp/

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