遠野三山早池峰山の南麓に広がる荒川高原は標高約700mから1,000mで、広さは約2.500haの広大な高原です。中世に採草地として、近世には牧場として遠野の基幹産業だった馬産を支えました。今でも夏は放牧の場所として利用されています。時期になると、馬の生産者や農家から100頭ほどの馬が放牧され、馬産地遠野ならでは風景は必見です。
遠野市街からは車で40分。ドライブコースとしても、馬の撮影ポイントとしても人気です。夜には満天の星空に覆われます。愛馬たちも星空のもとで夢を見たのでしょうか?ここは、遠野で一番宇宙に近い場所ともいわれています。
なお、荒川高原までの道のりには、ニホンジカやカモシカ、タヌキなどの野生生物と遭遇することがあり、特に夜間の走行にはニホンジカの群れを見ることができます。安全運転に心掛け、速度を落として走行してください。
【注意点】
牧場にはトイレがありません。