気仙大工は陸前高田市の小友町が発祥の地といわれる大工集団で、家大工でありながら神社仏閣建築、さらに建具や彫刻までもこなす技量を持ち合わせ、全国的にもその技術力は高い評価を受けています。その優れた技法を後世に伝えるため、明治初期の民家を気仙杉を主に往時の建築様式で、気仙大工や左官の建築技法で再現しました。 【3.11希望の灯り】 気仙大工左官伝承館にある「希望の灯り」は、神戸市にある阪神淡路大震災のモニュメント「1.17希望の灯り」が分灯され、こころをつなぐ「3.11希望の灯り」として灯り続けています。