横手の送り盆まつり(秋田県横手市)

迫力ある舟ぶつけと華麗な花火ショー

横手の送り盆まつり(秋田県横手市)
江戸時代の中期過ぎ、当地方では度々大飢饉に襲われ、特に享保・天明・天保の頃の惨状は甚だしかった言われています。横手の送り盆まつりはこれら大飢饉で亡くなった人を供養するため、約300年前、柳町町内が屋形舟を作り、柳を添え枝に法名を書いた短冊を下げ、川原に繰り出して霊を供養したのが始まりと伝えられています。現在は毎年8月6日に行われる「ねむり流し」、15日の「市民盆おどり・屋形舟鑑賞会」と続き、16日の「屋形舟繰り出し・協賛花火打上」で祭りは最高潮を迎えます。「屋形舟繰り出し」は、各町内の横手若衆40人ほどが重さ約800kgの屋形舟を担ぎサイサイ囃子とともに蛇の崎川原に結集し、御霊を送ります。川原で供養を済ませた舟は、蛇の崎橋の上へ。協賛花火打ち上げをバックに迫力ある舟のぶつけ合いが繰り広げられ、ぶつかる音と共に歓声が会場中に響き渡ります。
住所
秋田県横手市(ねむり流し)横手市蛇の崎川原、(市民盆踊り・屋形舟鑑賞会)横手市役所本庁舎前おまつり広場、(屋形舟繰り出し・協賛花火打ち上げ)横手市蛇の崎川原・蛇の崎橋周辺
電話番号
0182-33-7111
営業時間
(ねむり流し)18時~21時頃 (市民盆おどり・屋形舟鑑賞会)18時30分~21時頃
(屋形舟繰り出し・協賛花火打上)18時30分~22時頃
料金
無料
※「屋形舟繰り出し・協賛花火打上」の桟敷席、橋上観覧席は有料。
  桟敷席(事前販売、12,000円、6名まで)、橋上観覧席(当日販売、2,000円、1名)
所要時間
(ねむり流し) 約20分 (市民盆おどり・屋形舟鑑賞会)約30分
(屋形舟繰り出し・協賛花火打上) 約60分
備考
・市民盆おどりは、当日参加可能。

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