北上川と支流猿ヶ石川の合流点から南にかけての北上川西岸に、イギリスのドーバー海峡に面した白亜の海岸を連想させる泥岩層が露出することにちなみ、宮沢賢治が「イギリス海岸」と名付けました。
現在は、北上川水系のダム整備が進んだため、北上川の水位が特に下がった時期だけ泥岩層が露出します。
※現在は川底を見ることはできませんが、賢治の命日(9月21日)には、発電事業者等の全面的な協力のもと、上流ダムの放流・取水調整を行うことで、川底の出現を試みています。※現在は治水管理が進み、北上川の水位が特に下がった時期にだけ泥岩層が露出しますので、普段は見ることができません。
※画像は令和元年9月21日にイギリス海岸の出現を試みた時の写真です。