豊臣秀吉の命により山形県から城を移した伊達政宗は、治府を仙台に移すまでの12年間、岩出山を居城としました。現在の岩出山城址は公園として整備され、訪れる人々の憩いの場となっており、岩出山の町が一望できます。
4月中旬から下旬にかけては、ソメイヨシノや、枝垂れ桜、八重桜など約350本の桜が咲き誇り、お花見の時期は大勢の人で賑わいます。毎年9月第2週目の土・日に開催される政宗公祭りは、今から約420年前の文禄元年、3,000人もの大勢を率いて岩出山を出発し、上洛する武者姿を再現したものです。ほら貝を吹き鳴らし、きらびやかに身を装った騎馬武者隊・甲冑武者隊などの勇壮な様子は、まさに動く戦国絵巻そのものです。