磐梯山の爆発により生まれた湖沼群で、季節や天気、見る角度によってさまざまな色になることから「五色沼」と呼ばれています。「五色沼」は、毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・竜沼・弁天沼・るり沼・青沼・柳沼など数多くある湖の総称で、正式には「五色沼湖沼群」といいます。2016年にはミシュラン・グリーンガイドの1つ星を獲得しました。
最も面積が大きい「毘沙門沼」では、手漕ぎボートでの遊覧を楽しむことができます。たくさん泳いでいる鯉のなかには、見つけたら幸せになれるといわれる赤いハートのマークが入っている鯉も。
水の鉄分により周りの草木が赤く染まる「赤沼」や水の色が三色に見える「みどろ沼」など、湖ごとにそれぞれ特徴があります。
湖沼群を結ぶ「五色沼自然探勝路」は人気のトレッキングコース。1時間ちょっとで歩くことができ、なだらかな道のりなのもうれしいところ。早起きしていけば、朝もやを見られることも。特に透明度が高い「柳沼」がおすすめです。
湖沼群の随所にある展望台からは、美しい湖沼はもちろん日本百名山の一つ・磐梯山を望むことができます。