「ヒバ千人風呂」と呼ばれる混浴の大浴場が有名な酸ヶ湯温泉。浴室内はすべてヒバの木で造られており、独特の香りと古風な異空間が特徴的です。
約300年ほど前に開かれた古い歴史をもつ温泉宿で、「湯治」という伝統療法が整った温泉としても有名。国民温泉第一号に認定された横綱級の温泉です。鹿が湯に浸かり傷を癒していたことから「鹿湯」と呼ばれ、その後、酸性の強い湯であることから「酸ヶ湯」と呼び名が変わっていったそう。筋肉痛・関節痛・疲労回復・冷え性など、体の不調に幅広く効果が見込める温泉と言われています。八甲田でのトレッキングやスキーなどを楽しんだ後、筋肉疲労を癒すのにもうってつけです。
混浴風呂と男女別々の風呂がありますが、せっかくなのでぜひ混浴の千人風呂にチャレンジを。男女を分ける目隠しの木の塀もあり、湯も白濁しているのである程度は隠れますが、心配な方は売店で湯あみ着を買って入ると良いでしょう。