<紅葉スポット 南東北編>宮城・山形・福島の紅葉スポット5選
本州の中で1番早く紅葉の見ごろがやってくる東北地方。その中でも、息を飲むほどの美しさを誇る 宮城県・山形県・福島県内の下記紅葉スポットについてご紹介します。
■鳴子峡(宮城県)
■円通院(宮城県)
■山寺(山形県)
■山形県総合運動公園(山形県)
■熊野神社長床の大イチョウ(福島県)

【宮城】鳴子峡

鳴子峡は大谷川の浸食により生まれた大峡谷。宮城県の名勝に指定され、栗駒国定公園に含まれます。100mほどの断崖が続き、豊富な奇岩が岩肌に生える木々とともに壮大な景観をつくりだしています。東北有数の紅葉の名所でもあり、深い大峡谷が紅葉で彩られる様は圧巻!色づく木々の合間から見える白い岩肌が良いアクセントに。年にもよりますが、紅葉の見ごろは10月下旬から11月上旬頃にかけて。「鳴子峡レストハウス」見晴台や展望デッキから素晴らしい景色を望むことができます。
行き方: 秋は鳴子温泉からシャトルバスが運行。 中山平温泉駅または鳴子温泉駅から徒歩約35分。
【宮城】円通院

「縁結びの寺」「紅葉の名所」として多くの人が訪れる円通院。日本三景の一つに数えられる松島にあり、瑞巌寺に隣接しています。石庭をはじめ特徴ある庭が4つあり、10月下旬~11月下旬の紅葉の時期には、色づく木や葉が境内を彩り、夜のライトアップにはまた違った表情に。水面に映る紅葉は、どこか別世界にいるかのような美しさ。境内には、美しい庭園を見ながら懐石料理が楽しめるお食事処もあります。
行き方: JR松島海岸駅から徒歩約5分。
【山形】山寺

「山寺」の通称で知られる「宝珠山立石寺」。奇岩怪石からなる山全体が修行と信仰の場になっており、登山口から大仏殿のある奥之院まで1時間ほどの道のりのそこかしこに、絶佳の景観が広がります。
山寺全体がモミジやイチョウに色鮮やかに染められ絶好の景観となる秋になると、10月下旬から11月上旬にかけてはライトアップされ、期間中の17:00から21:00は立石寺境内が光に包まれます。ただし、山寺は夜間入山禁止のため、門前町商店街や芭蕉記念館からライトに照らされる境内の建造物を鑑賞するのがオススメです。
行き方: 麓の寺まではJR山寺駅から徒歩約7分。
【山形】山形県総合運動公園

天童市にある山形県総合運動公園のいちょう並木は、例年10月下旬~11月初めにかけて紅葉の見ごろを迎えます。74本のいちょうの木が約250m続き、黄色く染まったその姿は息を飲む美しさ。いちょう並木のライトアップもあり、夜は幻想的な雰囲気に。その他には、真っ赤なモミジや黄色に色付いたユリノキなどの紅葉も楽しめ、公園内は紅葉狩りを楽しみカメラを携える人々でにぎわいます。
【福島】長床の大イチョウ

喜多方市にある新宮熊野神社の拝殿「熊野神社長床」は平安時代の寝殿造りの建物で、国の重要文化財に指定されています。この長床前にあるご神木・大イチョウは高さ30メートル・根本周り8.1メートルで樹齢は約800年といわれ、喜多方市天然記念物に指定されています。秋には辺り一面を黄金の絨毯に染め上げ、たくさんの観光客を魅了しています。