恐山大祭

イタコが集まり、死者の霊をこの世に呼び戻す

恐山大祭
本州の北端、下北半島の中央にある日本屈指の霊場「恐山」は、比叡山、高野山とともに日本三大霊山に数えられています。風車がカラカラとまわり荒々しい岩場の合間から硫黄の臭いが立ちこめる様子は地獄に、湖をとりまく白砂の浜は極楽に見立てられています。
恐山には夏と秋、年二回の大祭があります。死者の霊を呼び起こし、故人と現実に逢ってでもいるのかのように対話できる「イタコの口寄せ」を聞きに、全国各地から大勢の参詣者が訪れます。
例大祭では、通常6:30、11:00、14:00の3回のみ行われている法要・祈祷の他に、大施餓鬼法要や大般若祈祷が行われます。そして例大祭のハイライトとなっているのが、7月22日10:00から行われる山主上山式(さんしゅじょうざんしき)です。太鼓橋から菩提寺総門までの間を僧侶、山主の乗った籠行列が続くもの。山主は、総門で籠を降り、参道を歩いて地蔵殿へと向かいます。
住所
青森県むつ市田名部字宇曽利山
電話番号
0175-22-3825
営業時間
5:30~18:00
料金
【入山料】大人500円、小・中学生200円
所要時間
備考

東北の観光・旅行情報は「旅東北」へ https://www.tohokukanko.jp/

このページを印刷する