西馬音内盆踊り

顔を隠した踊り手、妖気漂う夢幻の世界

西馬音内盆踊り
岐阜県の郡上踊り、徳島県の阿波踊りとともに日本三大盆踊りの一つに数えられる秋田県羽後町の「西馬音内盆踊り」。毎年、旧盆の時期である8月16日から18日に開催されます。700年の伝統をもち、1981年には国の重要無形民俗文化財に指定されました。
「彦三頭巾(ひこさずきん)」と呼ばれる黒い布や、「編み笠」と呼ばれるイグサで作られた半月形の優美な笠で顔を隠しながら踊るため、「亡者踊り」とも呼ばれます。一方、衣装は、美しい藍染め浴衣や色とりどりの継ぎ接ぎが施された「端縫い(はぬい)」と呼ばれる着物に身を包み、華やかに彩ります。
哀愁を帯びたお囃子の音色に、顔を隠した踊り手たちがかがり火に浮かぶ様子は、まさに妖気が漂う夢幻の世界。
鑑賞には有料観覧席の購入がおすすめ。中でも「仕切台」と呼ばれる簡易指定席は最前列で見られます。反り返った指先の美しさまで、逃さずにご覧ください。
住所
秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字本町
電話番号
0183-55-8635
営業時間
料金
所要時間
備考

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