狩場山(せたな町)
かりばやま(せたなちょう)道南最高峰の豊かな自然を育む狩場山
せたな町・島牧村にまたがる道南最高峰の標高1,520mの狩場山。
山の名前はアイヌ語の「Karinpa(桜皮)us(が群生する)nupuri(山)」が由来しています。
【見る】
山一体に広がる豊かな自然は、頂上から尾根、樹林帯まで、
眺める人の心を穏やかにしてくれる雄大な風景です。春に咲く水仙と残雪が残り、
山と麓の対比する景色は写真愛好家に人気となっています。
狩場山を中心としたエリア(約226.5㎢)は昭和47年(1972年)に
「狩場茂津多道立自然公園」に指定されました。
【登山】<山開き期間:6月後半頃~10月後半頃>
雪解けが進んだ6月後半~7月中旬頃に山開きが行われます。
7月でも山頂付近には雪が残ることも多く、注意が必要です。
登山コースは全3コースあり、そのうち一番手軽にできるのが【千走新道コース】ですが、
島牧村側から上り、せたな町側に下るルートとなるため注意が必要です。
「真駒内コース」は、登山道の入口に、「熊戻野営場」の休憩所が開放され、
トイレや炊事場も有り、登山前後の快適な休憩をとることが出来るます。
「茂津多コース」は、せたな町北端の茂津多岬へ続く、茂津多林道中腹に入口があり、
全14kmと登山道の中で最長となるため、登山計画に余裕が必要となります。
山麓を含む標高900m以下には北限に近いブナ林が広がり、狩場山が育む自然は高山植物、
野鳥、昆虫の宝庫となっています。
山頂からの眺めは、日本海やはるか遠くの太平洋、羊蹄山を見渡すことが出来ます。
豊かな自然はヒグマの生息地でもあり、登山には十分な注意・装備が必要となります。
基本情報
- 住所
- 北海道せたな町北檜山区・瀬棚区
- 公式サイト
- せたな町役場 公式ホームページ
問い合わせ先
- 問い合わせ先
- せたな町役場 まちづくり推進課
- 電話番号
- 0137-84-5111