田園散居集落展望台(山形県飯豊町)

でんえんさんきょしゅうらくてんぼうだい

人々の営みと自然が生み出した絶景

山形県飯豊町を代表する景観である「田園散居集落」は、広がる田園の中に家々が散居しており、家屋の北西側には杉の屋敷林が植えられています。この屋敷林は、夏の強い日差しを遮り、秋の収穫期には稲を乾かすための“はせかけ”の支柱となり、冬の厳しい北西風を防ぐために植えられました。枝は燃料となり、大木となった杉の木は、家の晋請用に使われました。


北西の方向にはスギなどの針葉樹を上、南のほうには梅やもみじ、杏、ざくろ、いちじくといった広葉樹を植えて

花や実を楽しむばかりでなく、夏を涼しく過ごし、落葉した冬には太陽の光が差し込むようにするなど

昔の人たちは、北国の厳しい環境の中で、知恵を働かせ、きわめて合理的でエコな生活をしていました。


農村の営みのなかで長い間、守り育て・受け継がれたこの景観は、町の貴重な景観財産です。


町内の2か所の展望台から一望することができます。

◆どんでん平ゆり園展望台

◆ホトケヤマ展望台

基本情報

住所
山形県飯豊町大字萩生地内・中地内
料金
無料
アクセス
JR米坂線萩生駅から車で10分
駐車場
公式サイト
飯豊町
クチコミ
じゃらん
所要時間
30分~1時間
備考
詳細な場所については、お問い合わせください

問い合わせ先

問い合わせ先
飯豊町観光協会
電話番号
0238-86-2411
FAX番号
0238-86-2422