恐山菩提寺

おそれざんぼだいじ

日本三大霊山「恐山」は「現世と来世をつなぐ場所」

  • 日本三大霊山の一つ「恐山」
  • 「賽の河原」に積まれる石の数々【AdobeStock】
  • 「極楽浜」と呼ばれる湖【AdobeStock】
  • 三途の川に架かる「太鼓橋」を渡り霊域へ【AdobeStock】
  • 花染の湯
  • 奥の院 不動明王
  • 塔婆堂
  • 六地蔵
  • 入口に構える山門
  • 「極楽浜」に並ぶ風車

下北半島に位置する霊場・恐山は、比叡山・高野山とともに日本三大霊山といわれています。恐山菩提寺の創建は862年。慈覚大師円仁が霊夢により山形県の「山寺立石寺」を開山し、次いでこの地を訪れ「恐山菩提寺」を開山したと伝えられています。恐山菩提寺はカルデラ湖である宇曽利山湖の湖畔にあり、外輪山に囲まれた霊場は、外部からは見ることのできない途絶された場所。一帯には荒涼とした風景が広がります。地元では古くから「人は死ねば恐山に行く」と言い伝えられてきました。


三途の川にかけられた太鼓橋を渡って霊域に入ります。恐山菩提寺の境内は死後の世界のよう。極楽浄土を思わせる美しさの極楽浜、硫黄臭が立ち込める地獄谷、無間地獄、血の池地獄…。賽の河原には亡くなった幼い子供を弔うために両親が積んだ石や、くるくるとまわる風車があり、もの悲しさを感じさせられます。


例年7月20日から24日に行われる「恐山大祭」と、10月上旬の連休に行われる「恐山秋詣り」には、イタコと呼ばれる巫女が死者の御霊を呼んでくれるとあって、多くの人達が列をなし、あの世からのメッセージを聞きに集まります。


また、恐山は1万年以上前に噴火したと言われる休火山。現在でも硫黄のにおいが漂う温泉が湧いています。霊場内には4つの湯小屋があり、参拝者は無料で入浴できますが、混浴や男女入替等もあるのでご注意を。宿坊「吉祥閣」に宿泊もできるので、宿坊体験に興味のある方はぜひどうぞ。

エリア
青森県
下北
カテゴリー
文化・歴史

基本情報

住所
青森県むつ市大字田名部字宇曽利山3-2
料金
個人大人500円/人
小学・中学生200円/人
営業時間
午前6時〜午後6時間で開山
休業日
毎年5月1日〜10月31日の間で開山
アクセス
JR下北駅より車で約40分
クチコミ
口コミを見る (TripAdvisor)

問い合わせ先

問い合わせ先
恐山寺務所
電話番号
0175-22-3825

このページを見ている人は、
こんなページも見ています

下北半島観光ルートバス ぐるりんしもきた号
詳細はこちら
白神山地
詳細はこちら
千畳敷海岸
詳細はこちら
青の洞窟 サッパ船遊覧
詳細はこちら
農家レストラン清流の森(秋田県五城目町)
詳細はこちら
かわまちてらす閖上(名取)
詳細はこちら
啄木望郷の丘
詳細はこちら
南三陸で化石発掘体験
詳細はこちら
酒田まつり
詳細はこちら
古津軽・鬼伝説(鬼神社、鳥居の鬼コ)
詳細はこちら
弘前りんご花まつり 【弘前市りんご公園】
詳細はこちら
日本のふるさと遠野めぐり レンタサイクル
詳細はこちら
盛岡都心循環バス『でんでんむし』
詳細はこちら
上杉神社
詳細はこちら
世界自然遺産白神山地の麓「青池」
詳細はこちら
霊場 恐山
詳細はこちら
天童温泉から直行で行く、銀山温泉Twilight Trip 2023〜2024
詳細はこちら
カッパ淵
詳細はこちら
円通寺
詳細はこちら
田沢湖・たつこ像 
詳細はこちら