史跡大森勝山遺跡(弘前市文化財課)

しせきおおもりかつやまいせき(ひろさきしぶんかざいか)

3,000年前のストーンサークルが発見された縄文時代の遺跡

  • 環状列石と岩木山(遠景)
  • 環状列石
  • 環状列石と岩木山
  • 遺跡遠景
  • 組石から岩木山を望む

史跡大森勝山遺跡は、今から約3,000年前の縄文時代晩期の環状列石(ストーンサークル)が発見された祭祀遺跡です。
縄文時代晩期の環状列石は、国内でも数が少なく、かつ、発掘調査により全容(規模等)が判明したのは大森勝山遺跡が唯一の事例となります。環状列石は77基の組石で構成され、長径(南西-北東方向)48.5メートル、短径39.1メートルの楕円形となっています(現在は遺構を埋め戻し、自然石材による実物大表示を行いました)。
遺跡は岩木山を背景に防風林や自然林等に囲まれており、人工物が目に入らない、縄文時代を彷彿とさせるような良好な景観を望むことができることも魅力の1つです。

また、毎年8月初めに「大森勝山じょうもん祭り」が開催されます。

遺跡は「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の1つでもあり、2021年7月に世界文化遺産に登録されました。


(2023.9.30現在の情報です)

基本情報

住所
青森県弘前市大字大森字勝山495ほか
料金
見学無料
営業時間
遺跡は常時開放
休業日
冬季閉鎖(11月下旬頃積雪~4月下旬)
アクセス
JR弘前駅から車で約40分
駐車場
あり
公式サイト
弘前市ホームページ

問い合わせ先

問い合わせ先
弘前市教育委員会文化財課
電話番号
0172-82-1642
FAX番号
0172-82-2313
メールアドレス
bunkazai@city.hirosaki.lg.jp