名取市震災メモリアル公園

なとりししんさいめもりあるこうえん

鎮魂と伝承の想いが込められた憩いの公園

「日和山ゾーン」「祈りのゾーン」「遺構と伝承ゾーン」「海を望む丘ゾーン」「憩いのゾーン」からなり、日和山・震災慰霊碑を中心に、かつての閖上の姿に想いを馳せたり、津波の脅威を実感することができます。

【祈りのゾーン】 震災で亡くなった方々を追悼し、祈りをささげる場。中央の「芽生えの塔」の高さは、8.4mで、この地を襲った津波と同じ高さです。
【憩いのゾーン】 市民の日常の憩いの場、訪れる人との交流のためのコミュニケーション広場です。
【海を臨むゾーン】 海沿いの堤防を越えて広浦湾を望めるゾーンです。
【日和山ゾーン】 古くから地域のランドマークだった日和山を今後の復興の象徴として整備。大津波で流失した富主姫神社を祀っています。
【遺構と伝承ゾーン】 震災がれきから作られた平板ブロックを使い、震災前の閖上の地形や道路、貞山運河等が示され、学校や公民館などの写真を焼き付けたタイルで、以前の閖上地区をイメージすることができます。
 2015年から毎年3月11日には、ここ名取市震災メモリアル公園と名取市震災復興伝承館を会場として、「3.11なとり・閖上 追悼イベント」が開催されています(コロナ禍は式典を中止)。市内外や全国から集まった「祈りの絵や言葉」を灯篭に仕立てたものに加え、市内の電子機器メーカーが開発した「太陽光とLEDライト」の電子絵灯篭とあわせた計3,000基もの絵灯篭のほか、キャンドルもともされ、心を込めた追悼式が行われています。

200台以上を収容できる大型駐車場を備え、また、ゆりあげ港朝市北側にあるので、朝市で買ったものを食べるとか、買い物の合間の休憩などにも利用できます。

基本情報

住所
宮城県名取市閖上東三丁目3-1
アクセス
市内乗合バス「なとりん号」閖上線にて「震災メモリアル公園前」下車・徒歩1分
駐車場
あり(200台分)