桜咲く春の日本三景~松島~【Base!TOHOKU 松島】

時間
所要時間 : 2泊3日
アクセス
主な交通手段 : 電車・車・徒歩
エリアマップ 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 新潟県

一度は訪れたい日本三景の一つである松島。

季節によって様々な姿を映し出すその姿は何度でも訪れたくなる。

今回は桜のシーズンである春のおすすめドライブ旅です。

START
1日目
仙台駅着
 

牛たん焼き

全国的に知られた仙台名物の定番

牛たん焼き
牛たん焼きは仙台が発祥の地。昭和23年(1948年)に初めての牛たん焼き専門店が生まれ、そこから全国へと広がりました。その味は、今や「仙台名物」としてすっかり定着しています。現在、仙台市内には約100の専門店があるといわれ、人気の高さを物語っています。牛たん焼きは単品でも頼めますが、定番は牛たん焼きと白菜やきゅうりの浅漬けに青唐辛子の味噌漬けを付け合わせ麦飯とテールスープとのセット商品「牛たん焼き定食」です。メニューは一緒でも、使う牛たんの部位や仕込み方など専門店それぞれにこだわりがあります。ただ一つ言えることは、どのお店で食べても牛たん焼きは美味しいということ。十分に熟成させた「たん」を炭火にかけた金網の上でさっと焼き、あつあつをいただきます。適度な歯ごたえとともにジューシーな肉汁が口の中いっぱいにあふれます。
※最新情報は各店舗公式サイト等でご確認ください。
車で40分

西行戻しの松公園

松島湾を一望できる絶景

西行戻しの松公園
12世紀半ばごろ、西行法師が諸国行脚の折り、この丘の松の木の下で出会った子どもと禅問答をして敗れ、松島行きをあきらめて戻ったことから「西行戻しの松」と名づけられたという。公園から松島湾が一望でき、春には桜の名所となる。
車で5分

五大堂

朱色の橋と島に建つお堂は松島のシンボル

五大堂
突き出した小島に朱色の橋が架かり、五大堂が佇む姿は、松島を象徴する風景です。松島湾を望める絶景スポットでもあります。
公卿・武官だった坂上田村麻呂が807年に毘沙門堂を建立したのが始まりで、828年に慈覚大師円仁が五大明王像を安置したことが名の由来となりました。五大明王像は秘仏とされ33年に1度だけ扉が開かれます。
現在のお堂は、高名な戦国大名である伊達政宗が造営したもの。屋根の下、蟇股には4方向それぞれの干支が彫られ、16世紀後半から17世紀初頭にかけて発展した桃山文化の要素を見ることができます。東北地方最古の桃山建築として、国の重要文化財に指定されています。
「透橋」では足元の隙間から下の海が見えます。参拝するにあたり「気を引き締めるため」このように造られたとのこと。現在は歩きやすいよう縦の板がはられていますが、かつては、はしご状でした。
円仁が延福寺(現在の瑞巌寺)を開いた際、五大明王を安置したところ、坂上田村麻呂が祀った毘沙門天が、ある夜、光を発して沖合いの小島に飛び去り、 その島が毘沙門島といわれるようになったという伝説も。
そんな伝説を思いながら、湾に浮かぶ島々を眺め、瑞巌寺とともに巡るのも面白そうです。
車で2分

瑞巌寺

政宗の情熱と美意識を感じられる寺

瑞巌寺
高名な戦国大名・伊達政宗の菩提寺である瑞巌寺。828年に建立され、その後戦国時代を経て衰退した寺を伊達政宗が再建しました。随所に政宗の美意識を感じさせるつくりとなっています。
国宝に指定されている「本堂」と「庫裡」。華やかな本堂襖絵は必見です。本堂前にある「臥龍梅」が春には美しい花を咲かせます。寺の台所である「庫裡」にも唐草などの彫刻が施され政宗のこだわりが表れています。
「御成門」「中門」「太鼓塀」は国の重要文化財に指定。その他にも「洞窟遺跡群」や「法身窟」など見どころの多いお寺です。
「青龍殿(宝物館)」には伊達家ゆかりの絵画・茶器のほか本堂襖絵の実物なども展示されています。
岩手県平泉の「中尊寺」と「毛越寺」、山形県山寺の「立石寺」とともに「四寺廻廊」の巡礼地の一つにもなっています。
「円通院」と隣接しており、近くに食事処やおみやげやさんもあります。政宗が瑞巌寺の建立に先立ち造営したとされる「五大堂」も併せて訪れたいスポットです。
日本三景の一つ松島で絶景を楽しんだ後は、政宗ゆかりの寺で当時に思いをはせてみては。

円通院

美しい庭園が見られる縁結びの寺

円通院
「縁結びの寺」「紅葉の名所」として多くの人が訪れる円通院。日本三景の一つに数えられる松島にあり、瑞巌寺に隣接しています。
高名な戦国大名・伊達政宗の嫡孫光宗の菩提寺である円通院には、国の重要文化財に指定されている霊廟「三慧殿」があり、伊達氏の家臣・支倉常長がヨーロッパより持ち帰ったされるバラの絵が見られます。このバラをテーマにした庭があることから「バラ寺」としても知られています。他にも厨子内部には、ダイヤ、クローバー、ハートやスペードといった模様が描かれ西洋の影響をみることができます。
庭園もこの寺の魅力の一つ。石庭をはじめ特徴ある庭が4つあります。10月下旬~11月下旬の紅葉の時期には、色づく木や葉が境内を彩り、夜のライトアップにはまた違った表情に。水面に映る紅葉は、どこか別世界にいるかのような美しさ。境内には、美しい庭園を見ながら懐石料理が楽しめるお食事処もあります。
山門を入るとすぐ左に見える「縁結び観音」には奉納された可愛いこけしがずらりと並びます。良縁を祈願し、「縁結びこけし」に願い事を書いて奉納してみてはいかがでしょうか。
好きな石を選べる数珠づくり体験も人気です。数珠は仏様に合掌する際に手に掛ける大切な法具。持っているだけで平穏や安らぎを得られるといわれています。天然石、ガラス、プラスチックからコースを選べ、天然石コースを選ぶと、完成後に選んだ石の説明をしてくれます。自分で作ったオリジナルの数珠は、自分への旅のお土産にぴったり。
車で6分

松島温泉

日本三景「松島」の絶景を眺めながら贅沢な時間を

松島温泉
日本三景・松島にある、2008年開湯の新しい温泉。滑りのある湯で、肌がすべすべになる美人の湯。旅の疲れを癒す優しい湯です。現在、7つの宿があります。
仙台から電車で約25分と好アクセスの松島。昼間はもちろんのこと、月夜や朝陽の景観も実に風光明媚。俳人の松尾芭蕉は奥の細道に旅立つ際、その浮き立つ心を「松島の名月がまず気にかかって」とあらわしています。古くから歌枕としても使われた松島の月は松の島々から昇り、湾内のさざ波を銀色に煌めかせる神々しさから『銀の波』と呼ばれました。古くから変わらない松島の絶景を温泉に浸かりながらゆったり眺めるのもいいですね。
松島の宿にて宿泊
2日目
車で37分
車で23分
車で10分

石巻マンガロード

キャラクターを探しながらまち歩きを楽しもう

石巻マンガロード
石巻駅から石ノ森萬画館までのまちなかは、石ノ森先生のキャラクターでいっぱい。モニュメントだけでなく、ベンチやポスト、マンホールなど至る所に石ノ森キャラが隠れています。新たな発見を求めて、まち歩きを楽しもう。
車で4分

石ノ森萬画館

萬画家・石ノ森章太郎の作品世界を体感できる日本最大級のマンガミュージアム

石ノ森萬画館
『サイボーグ009』や『仮面ライダー』などを生みだした萬画家、石ノ森章太郎の作品世界を立体的に再現したマンガミュージアム。
貴重な原画の展示をはじめ、作品ごとにコーナーが設けられ、さまざまなしかけや趣向を凝らした展示物が多い。
歴代仮面ライダーのマスクが並ぶ「仮面ライダーの世界」は、子どもだけでなく往年のライダーファンにとっても垂涎の空間。
また、約6,000冊のマンガを閲覧できるライブラリーやオリジナルアニメを上映する映像ホールなどもある。
車で5分
車で41分

宮城県松島離宮

松島の新たなランドマークが誕生!

宮城県松島離宮
2020年10月、日本三景松島に開業した観光商業施設です。屋上からの景色は今までにない松島湾を一望できます。また、こけしを含めた様々な工房コーナーがあり、県内の工芸品やお子様用のワークショップが定期開催されてゆきます。通訳が常駐する観光案内所も整備され、だれでも安心して観光相談が可能です。施設内では水遊びやBBQなどもでき、家族が手ぶらで楽しむ憩いの場としてもおすすめです。他にも朝7時から毎日オープンするカフェで、海沿いでゆったりとした時間を過ごしたり、ここでしか買えない土産品などのお買い物を楽しんだり、地元食材にこだわったレストランでの食事をぜひ味わってみてください。
松島の宿にて宿泊
3日目
車で19分

マリンゲート塩釜

松島観光の玄関口

マリンゲート塩釜
「マリンゲート塩釜」は「塩釜港旅客ターミナル」の愛称。塩竈の離島である浦戸諸島と塩竈を結ぶ塩竈市営汽船の発着所であるとともに、日本三景・松島の遊覧船の発着場で、松島観光の玄関口となっています。
最寄はJR仙石線の本塩釜駅。駅からマリンゲート塩釜までは、潮風に吹かれながらデッキを歩いて10分ほど。駅隣接のショッピングセンターであるイオンタウンの前から高架歩道「マリンデッキ塩釜」がつながっています。
館内1階はお土産店、2階は飲食店、屋上は展望台となっています。焼きたての笹かまぼこをはじめとした地域の特産品を取り扱うお土産店や、地元の美味しい料理を食べさせてくれる寿司、イタリアンパスタ、中
国料理等の飲食店があり、遊覧船の発着を待つ間も有意義に過ごせます。

日本三大船祭りのひとつにも数えられる「塩竈みなと祭」の時は、ここに大勢の見物客が訪れます。
車で4分

鹽竈神社の鹽竈桜

天然記念物に指定されている八重桜

鹽竈神社の鹽竈桜
鹽竈桜は古くから歌に詠まれた著名な桜で、境内の27本が国指定の天然記念物となっております。サトザクラ系の八重桜で、40~60枚の花弁を付け、花の中心の雌しべが小さな葉に変化します。開花時期はやや遅く4月下旬~5月上旬に見ごろを迎えます。
車で25分

仙台城跡

青葉山に築かれた不落の名城

仙台城跡
伊達62万石の居城、仙台城(青葉城)。標高約130m、東と南を断崖が固める天然の要害に築かれた城は、将軍徳川家康の警戒を避けるために、あえて天守閣は設けなかったといわれています。残念ながら今では城は消失し、再建された脇櫓が往時をしのばせます。政宗公騎馬像の前に立てば、天下取りの野望に燃えた政宗公と同じ視線で、仙台市街を展望できます。青葉城資料展示館では、コンピューターグラフィックスによる青葉城復元映像などが見られます。周囲には仙台ゆかりの詩人、土井晩翠の文学碑もあります。2003年夏、国の史跡指定を受けました。
城跡一帯は青葉山公園となっており、本丸跡からは仙台市内、太平洋を一望できます。土井晩翠銅像前では「荒城の月」の自動演奏が9:00~18:00までの30分ごとに流れます。天守台からは、100万都市仙台の夜景を楽しむことができます。
※最新情報は公式サイト等でご確認ください。
車で23分
仙台駅発
GOAL
  • 西行戻しの松公園
  • 五大堂
  • 瑞巌寺
  • 円通院
  • 松島温泉
  • 石巻マンガロード
  • 石ノ森萬画館
  • 宮城県松島離宮
  • マリンゲート塩釜
  • 鹽竈神社の鹽竈桜
  • 仙台城跡

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