震災遺構(福島・宮城)をめぐり、「震災・防災・減災」を深く学ぶ【1泊2日】

時間
所要時間 : 1泊2日
アクセス
主な交通手段 : 関東から特急ひたち利用(復路は東北新幹線)
エリアマップ 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 新潟県

【震災・防災・減災】を中心に学ぶ「1泊2日コース」(福島県・宮城県)

<1日目>いわき駅IN・楢葉町・双葉町・浪江町(宿泊先:松島)

<2日目>松島町・東松島市・仙台市・仙台駅OUT

START
バス移動:JRいわき駅 → Jヴィレッジ(所要時間40分)

Jヴィレッジ(昼食・見学)

楽しみながら学べる みんなのJヴィレッジ

Jヴィレッジ(昼食・見学)
楢葉町と広野町にまたがるナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」は、東日本大震災を経て、ビジネスユースにも適したホテルやスポーツだけでなくコンサートやイベントなど多目的に利用できる全天候型練習場が新設され、さらなる魅力が加わり、2019年4月に全面営業再開しました。Jヴィレッジはサッカーをはじめとする様々なスポーツ利用だけでなく、福島県の美味しい食材を使用したシェフこだわりの料理を堪能したり、震災の記憶に触れながら施設を見学したりすることができます。また、震災から学ぶ講話や仲間と一緒に楽しみながらできるチームビルディング研修などもあり、”学び”や“気づき”を得られます。Jヴィレッジはシンプルな館内構造で、パブリックスペースも広く、コロナ禍に対応した食事の提供など安心安全にご利用いただけるよう感染予防対策を徹底しておりますので、教育旅行や企業研修にも最適な施設となっております。
【Jヴィレッジ内の見所スポット】Jヴィレッジの誇る国内最高レベルの天然芝ピッチ以外にも見所がいっぱい!○展望ホール (ピッチが一望できる展望ホールには蹴球神社やJヴィレッジの軌跡の動画を公開)○J-VILLAGE STREET (開所当時~震災~再始動・現在までのJヴィレッジの歴史が学べる壁画)○全天候型練習場 (季節や天候に左右されず利用可能な屋内練習場。コンサートや展示会などのイベントでも利用可能)○展望風呂 (ホテルアネックスの最上階8階から太平洋を望む最高の眺め。朝風呂で日の出も見れます)○Jヴィレッジ駅 (日本で唯一の「ヴ」が着く駅。駅看板をバックに写真をぱしゃり!)○カーポート型太陽光発電設備 (クリーンに発電しながら、Jヴィレッジ内で自家消費)               ★見所スポットの発見に役立つ「Jヴィレッジイラストマップ」をJヴィレッジで配布中!
教育旅行教育旅行・企業研修プログラムビジネス利用団体ランチメニューレストランランチメニュー全天候型練習場施設利用料金


バス移動:Jヴィレッジ → 浅野撚糸 双葉事業所(所要時間40分)

浅野撚糸 双葉事業所

浅野撚糸 双葉事業所
糸で紡ぐ。双葉から世界へ。
東日本大震災による甚大な被害を受けた福島県双葉町。一部避難指示解除の日から復興に向けて立ち上がるこの町に、糸の製造工場「フタバスーパーゼロミル」とタオル販売ショップ・カフェを併設した「エアーかおる双葉丸」がオープンしました。
双葉ブランドを日本だけでなく世界に発信します。
バス移動:(例)双葉町産業交流センター(所要時間10分)で語り部との対話
※フィールドワーク会場の一例。ホープツーリズム担当窓口の福島県観光物産交流協会へ要調整(ホープツーリズム・教育旅行推進部門オペレーション課 TEL:024-525-4060)

福島ホープツーリズム

福島の過去・現在・未来を見ることが出来る人生観を変える旅をしてみませんか?

福島ホープツーリズム
請戸小学校、請戸漁港、大平山霊園など、実際に被害があった沿岸地域を訪れることで、本当の福島を体験できます。ホープツーリズム(Hope Tourism)とガイドを通じて、あまり人が行くことが出来ない被災地に行き、被災者のその後の生活の変化を学ぶことが出来ます。福島第一原子力発電所に訪問し体験をすることで、原発廃棄や再生活用についても学ぶことが出来ます。
(例)道の駅なみえからの移動 → ホテル松島大観荘(所要時間 1時間45分)

ホテル松島大観荘(宿泊)

ホテル松島大観荘(宿泊)
松島のリゾートホテルホテル松島 大観荘の魅力日本三景・松島の壮大で美しいロケーション。大観荘ならではの"おもてなし"がここにあります。
2日目
バス移動:ホテル松島大観荘 → 円通院(所要時間10分)

円通院

美しい庭園が見られる縁結びの寺

円通院
「縁結びの寺」「紅葉の名所」として多くの人が訪れる円通院。日本三景の一つに数えられる松島にあり、瑞巌寺に隣接しています。
高名な戦国大名・伊達政宗の嫡孫光宗の菩提寺である円通院には、国の重要文化財に指定されている霊廟「三慧殿」があり、伊達氏の家臣・支倉常長がヨーロッパより持ち帰ったされるバラの絵が見られます。このバラをテーマにした庭があることから「バラ寺」としても知られています。他にも厨子内部には、ダイヤ、クローバー、ハートやスペードといった模様が描かれ西洋の影響をみることができます。
庭園もこの寺の魅力の一つ。石庭をはじめ特徴ある庭が4つあります。10月下旬~11月下旬の紅葉の時期には、色づく木や葉が境内を彩り、夜のライトアップにはまた違った表情に。水面に映る紅葉は、どこか別世界にいるかのような美しさ。境内には、美しい庭園を見ながら懐石料理が楽しめるお食事処もあります。
山門を入るとすぐ左に見える「縁結び観音」には奉納された可愛いこけしがずらりと並びます。良縁を祈願し、「縁結びこけし」に願い事を書いて奉納してみてはいかがでしょうか。
好きな石を選べる数珠づくり体験も人気です。数珠は仏様に合掌する際に手に掛ける大切な法具。持っているだけで平穏や安らぎを得られるといわれています。天然石、ガラス、プラスチックからコースを選べ、天然石コースを選ぶと、完成後に選んだ石の説明をしてくれます。自分で作ったオリジナルの数珠は、自分への旅のお土産にぴったり。
バス移動:円通院 → 東松島市東日本大震災復興記念公園・旧野蒜駅(所要時間20分)

東松島市東日本大震災復興記念公園

形ある記憶を未来へ

東松島市東日本大震災復興記念公園
東日本大震災復興記念公園は、2011年3月11日発災した東日本大震災を震災前の東松島市の姿、震災が残した爪痕、復興の過程を通して、後世に震災の記憶を伝えていきます。
震災遺構として震災当時のまま保存されている旧野蒜駅プラットホームや震災によりなく去られた方々への鎮魂と慰霊のために、慰霊碑が建てられている祈念広場、震災前からこれまでを展示している震災復興伝承館があります。
バス移動:東松島市東日本大震災復興記念公園 → JRフルーツパーク仙台あらはま(所要時間:50分)

JRフルーツパーク仙台あらはま(昼食・見学)

地域とともに歩み、もっと元気で感動的な東北を目指す。

JRフルーツパーク仙台あらはま(昼食・見学)
仙台市荒浜地区。かつて人々が住まい、田畑が広がる長閑な地域でしたが、東日本大震災による津波により、その全てがのみこまれてしまいました。
仙台ターミナルビルはこの場所をもう一度、人々の笑い声と笑顔が集う場所にしたい、この想いを胸に、仙台市の集団移転跡地の利活用事業に参画いたしました。
2021年3月18日―震災からちょうど10年。荒浜地区にJRフルーツパーク仙台あらはまが誕生します。
震災復興(東部被災地域の復興支援)・地域連携(東部沿岸地域の農業生産者や復興事業に参画されている事業者との連携)・農業振興(「先端技術」と「収益性の高い農業」経営モデル)を目的に、地域とともに歩み、もっと元気で感動的な東北に発展させていくという心意気を持って取り組んでまいります。
県内にお住いの方はもとより、首都圏を始め日本各地と東北、海外と東北の交流人口増の一翼を担い、県外、海外のお客さまにも魅力を感じていただける施設を目指し、地域のみなさまと一緒に歩んでまいります。

「JRフルーツパーク仙台あらはま」では、一年を通してイチゴや果物狩りを体験できる観光農園の運営を通し、「震災復興」・「地域連携」・「農業振興」の貢献の一助になればと思っています。
園内では、約8.5haの土地で野菜や果物を栽培しており、イチゴハウスでは環境制御システムによる栽培管理、梨やリンゴ・イチジクではジョイント仕立とY字樹形による栽培管理、スマート農業実証プロジェクト実証圃場での参画など、新しい農業技術取り入れ実証しています。
当園では、農業従事者・農業関係者に限らず、広い分野からの視察研修を受け入れいたしております
バス移動:JRフルーツパーク仙台あらはま → 仙台市震災遺構荒浜小学校(所要時間10分)

震災遺構 仙台市立荒浜小学校

東日本大震災の教訓と地域の記憶を伝えていく

震災遺構 仙台市立荒浜小学校
2011年3月11日に発生した東日本大震災において、児童や教職員、住民ら320人が避難した荒浜小学校。2階まで押し寄せた津波の跡を当時のままに残します。
津波による犠牲を再び出さないため、その校舎を震災遺構として公開し、津波の脅威や教訓を後世に伝えています。
仙台市の中心部から東に約10km離れた太平洋沿岸部に位置する荒浜地区に、震災遺構仙台市立荒浜小学校があります。運河・貞山堀が流れ、周辺には約800世帯、2,200人が暮らす集落がありました。1873年創立の荒浜小学校は、海岸から700mほど内陸にあり、震災当時は91人の児童が通っていました。しかし、東日本大震災で校舎が被災。震災直後は、児童や教職員、住民の方々など320人が屋上に避難し、一時は孤立状態になりました。
 このような物語をもつ校舎は、被災した姿を極力ありのままに保存し、被災直後の写真展示等で津波の威力や脅威を後世に伝えていくために、震災遺構として残されました。内部には荒浜地区の歴史や文化、小学校の思い出などが展示されています。4階の展示室では、地震発生から27時間後となった避難者全員の救出までをインタビューや消防ヘリの映像などを交え、約17分にまとめた映像「3.11 荒浜小学校の27時間」を見ることができます。
 この荒浜小学校校舎周辺には、遊ぶだけでなく、震災について学ぶことができる「海岸公園冒険広場」や津波の威力を実感できる「震災遺構仙台市荒浜地区住宅基礎」、震災で亡くなられた方々をしのぶモニュメント「荒浜記憶の鐘」などがあります。
【対応言語:英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、タイ語】
・日本語と英語字幕が併記された映像があります。
・英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、タイ語のパンフレットがあります。※最新情報は公式サイト等でご確認ください。
バス移動:仙台市震災遺構荒浜小学校 → 仙台うみの杜水族館(所要時間20分)

仙台うみの杜水族館(宮城県)

海と人、水と人との、新しい「つながり」をうみだす水族館

仙台うみの杜水族館(宮城県)
仙台うみの杜水族館では、豊かな日本の海、自然環境を体感できる大水槽や川の水槽をはじめ、生きものを通じて世界と絆と体感できるゾーン、イルカ・アシカ・バードによる東北最大級のパフォーマンス、ペンギンやアシカ等とのふれあいによる癒し体験など、たくさんの魅力的な展示・プログラムを行います。【教育プログラム】
1.バックヤードツアー
   対 象:小学生・中学生 (学校行事に限ります)
   人 数:1日3回 各回30名さま(15名×2班編成)
   時 期:~2021年3月31日(木)までの平日
      ※土日祝、GW、夏休み、クリスマス期間、年末年始は除く
   料 金:おひとりさま 100円 (学校行事に限ります) 2.各種学習帳 (1)うみのもりたんけんノート
   対 象:小学校1・2年生
   内 容:水族館を見学しながら学べる学習ノート
   人 数:特に制限はありません(学校行事に限ります)
   時 期:通年
   料 金:無料(学校行事に限ります)   こちらよりダウンロードください http://www.uminomori.jp/tankennote_a.pdf   利用方法 http://www.uminomori.jp/worksheet_low_guidance.pdf(2)うみの杜学習帳
   対 象:小学校5・6年生
   内 容:水族館を見学しながら学べる学習ノートを提供
   人 数:特に制限はありません(学校行事に限ります)
   時 期:通年
   料 金:無料(学校行事に限ります)3.わくわくクイズラリー
   対 象:幼稚園、保育園
   内 容:水族館に関するクイズやぬりえ
   人 数:特に制限はありません
   時 期:通年
   料 金:無料
【キャンペーンのお知らせ】『仙台うみの杜水族館』では、2021年11月15日(月)~2022年1月10日(月・祝)までの期間、新型コロナウイルスワクチンを2回接種済みの方、及び PCR 検査陰性の方を対象とした、入館券の割引キャンペーンを実施いたします。
『仙台うみの杜水族館』は、より安心して旅行をお楽しみいただけるよう、引き続き感染症予防対策を実施してまいります。 https://www.tohokukanko.jp/asset/manabi/suizokukan

【SDGsの取り組みについて 】当館は2011年に発生した、東日本大震災からの復興を象徴する水族館として2015年7月1日にオープンしました。”海と人、水と人との、新しい「つながり」をうみだす水族館”をコンセプトに、日本・東北の海や川などの自然と、世界からの支援をテーマとした展示を通して、皆さまに笑顔と感動をお届けし続けることを目指しております。水族館ならではの水辺環境の保全活動および、種の保存・情報発信や、地域の産業振興や文化・教育の面でも貢献できればと考えております。https://www.tohokukanko.jp/asset/manabi/uminomorisuizokukann
バス移動:仙台うみの杜水族館 → 仙台駅(所要時間50分)
※仙台駅より東北新幹線にて関東方面へ
GOAL

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