Tohoku三陸海岸とマリンアドベンチャールート

時間
所要時間 : 2泊3日
アクセス
主な交通手段 : レンタカー
エリアマップ 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 新潟県

太平洋に面した美しいリアス海岸を巡りながらマリンアドベンチャーを楽しむルートです。遊覧船や漁師の船でのクルージングや爽やかな清流の散策など、水辺のアドベンチャーが楽しめます。

(平泉~気仙沼~陸前高田~宮古~八戸~青森)

Tohoku探訪ドライブルート一覧はこちら


START
仙台・花巻空港、一ノ関駅
1日目

中尊寺

豪華絢爛!黄金に輝く金色堂

中尊寺
2011年に世界文化遺産に登録された「平泉の文化遺産」。中尊寺は、黄金に輝く豪華絢爛な「金色堂」が有名ですが、「弁慶堂」「薬師堂」「本堂」など他にも見どころがいっぱいです!
850年に高僧慈覚大師円仁によって開山された中尊寺。12世紀初めより、奥州藤原氏初代清衡が大規模な堂塔の造営にとりかかりました。戦乱で家族を失った清衡が仏の教えによる平和な理想社会への願いを込めたとされています。金の産地として栄えた平泉は、二代基衡、三代秀衡と続き、四代泰衡が源氏に滅ぼされるまで100年近く繁栄しました。国宝建造物第1号の金色堂には螺鈿細工や透かし彫り、漆の蒔絵など、当時の工芸技術が結集。「讃衡蔵」には、仏像をはじめとする貴重な文化財が収められています。東日本を代表する仏教美術の宝庫として、奥州藤原氏の栄華とともに歴史を今に伝えています。
春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪、建物と自然が織りなす四季折々の姿も魅力です。

気仙沼「海の市」(シャークミュージアム)

海の魅力が集まった気仙沼のシンボルスポット!

気仙沼「海の市」(シャークミュージアム)
 気仙沼市魚市場に隣接した、三陸の海の幸が出そろう観光物産施設気仙沼 「海の市」。震災の影響で長期間休業していましたが、平成26年に全面再開。1階には、気仙沼港で水揚げされる魚介類やそれらを使った水産加工品などが並ぶ商店や飲食店、2階には観光サービスセンターや日本で唯一のサメの博物館「シャークミュージアム」があります。常時スタッフのいる観光サービスセンターでは、市内の見どころ情報や食べ歩き、宿泊情報などが得られるほか、シャークミュージアムには、サメの実物大の模型やサメの不思議な生態などを分かりやすく解説した展示などがあり、サメの水揚げ日本一を誇る気仙沼ならではの驚きと魅力があふれる内容となっています。また、1階には-20℃の氷の世界をお楽しみいただける「氷の水族館」もあり、気仙沼で培われた製氷技術で作られた魚たちの世界をご覧いただけます。一週間かけて凍結させた透明な氷のなかには、気仙沼港に水揚げされる約80種類・450匹の魚が展示されているほか、「プロジェクションマッピング」や「氷の彫刻」などがお楽しみいただけます。

気仙沼ベイクルーズ遊覧船

東日本最長の「気仙沼大島大橋」を船上から見上げよう!!

気仙沼ベイクルーズ遊覧船
 観光シーズンに定期運航される「気仙沼ベイクルーズ遊覧船」のほか、貸し切りでの運航(最大300名)や、気仙沼湾サンセット&ナイトクルージング(不定期での企画)など、様々な船内イベントクルーズを提供することが可能です。

奇跡の一本松

東日本大震災の津波に耐えた復興のシンボル

奇跡の一本松
2011年、東日本大震災で発生した津波で約7万本もの松がなぎ倒される中、唯一、荒波に耐えて真っすぐに立ち残ったのが「奇跡の一本松」。2kmに渡って密集していた松林は跡形もなくなり、たった一本の松が残るのみ。傍らには、かつてユースホステルだった建物が折れ曲がったまま佇み、震災・津波の爪痕を今に伝えています。甚大な被害が発生した震災でしたが、その中でも一本松の奇跡は復興に向かう人々の心の支えとなりました。
その後、海水によって根が腐り、松の木の枯死が確認されましたが、後世にもこの希望の象徴を残したいという想いから「奇跡の一本松保存プロジェクト」が立ち上がり、モニュメントとして保存整備されました。昼夜を問わず何人もの人々が訪れ、手を合わせて復興を祈っています。

【陸前高田市】東日本大震災津波伝承館 いわてTSUNAMIメモリアル

命を守り、海と大地と共に生きる  ~二度と東日本大震災津波の悲しみを繰り返さないために~

【陸前高田市】東日本大震災津波伝承館 いわてTSUNAMIメモリアル
高田松原津波復興祈念公園内に道の駅高田松原とともに整備され、実際に被災したもの、当時とらえた映像や写真を通して岩手県内で起こった東日本大震災の事実を伝えると同時に二度とあの時の悲しみを繰り返さないために東日本大震災の教訓を力強く伝えています。
2日目

浄土ヶ浜

極楽浄土のような浜、宮沢賢治も訪れた名勝

浄土ヶ浜
三陸復興国立公園・三陸ジオパーク内にある、浄土ヶ浜。火山岩の白い岩や小石によってできた入江に青々とした松が並び、日本庭園のような美しさで国指定名勝にもなっています。かつてこの地を訪れた僧侶が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから、この名がついたとされています。
波が穏やかで、透明な海では夏の海水浴も人気。「快水浴場百選」や「日本の水浴場88選」などに選ばれています。
付近にあるビジターセンターや岩手県立水産科学館で理解を深めてから景色を見に行くのもおすすめです。遊歩道が整備されており、絶景が見られる展望台もあります。食事ができ、おみやげ探しもできるレストハウスは休憩にぴったり。
「浄土ヶ浜マリンハウス」から「青の洞窟」と呼ばれる「八戸穴」まで小型船で行くツアーがあり、岩間をくぐって、美しい海の色を見に行くことができます。より綺麗な色が見られる朝の時間帯がおすすめ。
浄土ヶ浜には詩人・童話作家の宮沢賢治も訪れています。浄土のような絶景をぜひご覧ください。

龍泉洞

「ドラゴンブルー」の地底湖が待つ、神秘の鍾乳石!

龍泉洞
龍泉洞は日本三大鍾乳洞のひとつで、昭和13年に「岩泉湧窟及びコウモリ」として国の天然記念物に指定されました。今なお調査が続けられる洞窟の全長は5,000m以上と推定されています。最新の調査で確認された総延長は4,088m以上に及び、高低差は±195mに達しています。観光コースとして約700mが一般に公開されており、入口から直線的に伸びる神秘的な洞窟空間や、透明度の高い水を豊富にたたえ「ドラゴンブルー」の輝きを持つ地底湖が見どころとなっています。
昭和30年代の調査で発見された第一地底湖から、最大水深98mを誇る第三地底湖まで見学できます。周囲の森林地帯に育まれたミネラル豊富な龍泉洞の水は、岩泉町の上水道として利用されているほか、お土産としても人気です。
龍泉洞に棲む「キクガシラコウモリ」がよく見られるほか、越冬のために洞窟を訪れるコウモリも含め、5種類の生息が確認されています。手を触れず優しく観察しましょう!
龍泉洞と共通チケットで入場できる龍泉洞新洞科学館も楽しめます。およそ200mの鍾乳洞が公開されている自然洞窟を使った科学館。龍泉洞の入口のすぐ向かいにあり、太古の地層に育まれた様々な形の鍾乳石が見どころです。縄文時代初期と見られる遺跡も見つかり、土器や装飾品、貝殻などが出土しています。

久慈琥珀博物館

タイムカプセルのような琥珀。地球のロマンを感じてみて

久慈琥珀博物館
国内最大の琥珀産地として知られている久慈地方。久慈琥珀博物館は、古くから琥珀採掘の行われた地にある国内唯一の琥珀専門博物館。
映画『ジュラシック・パーク』は、琥珀に閉じ込められた蚊の化石からDNAを抽出して恐竜を復活させるというストーリーでしたが、久慈産の琥珀は、中生代白亜紀後期というまさに恐竜時代に属するもの。近年、昆虫化石が相次いで見つかっている琥珀は、太古の止まった時間を抱えた「タイムカプセル」のよう。そんな地球ロマンあふれる貴重な琥珀をあますことなく見られます。
また、野外へ出て、白亜紀の地層をアイスピックや移植ベラを使用し、博物館のスタッフの指導のもと採掘する琥珀採掘体験や、琥珀玉づくり体験、琥珀アクセサリー手づくり体験もできます(要予約・別料金)。

八戸横丁

名物横丁群は、大人のテーマパーク!

八戸横丁
1945(昭和20)年代から続く古風な佇まいの路地からビル階上まで伸びる新しい飲食街まで、八戸の中心街には個性的な店舗が並ぶ趣深い横丁が8か所もあります。それらの横丁は歩いて回れる距離にひしめいており、旬の食材を使った地元料理や様々な地酒を求めて、まるで昭和にタイムスリップしたかのような路地裏を渡り歩くハシゴ酒をお楽しみいただけます。【8つの横丁のご紹介】美酒と人情に酔いしれる 八戸横丁文化 | VISIT HACHINOHE | VISITはちのへ観光物産サイト 
《みろく横丁》八戸中心街横丁の表玄関であり、一見さんでも気軽に入れるオープンな雰囲気の屋台が26軒並ぶ人気横丁。
※2022年2月13日現在の情報です。
3日目

奥入瀬渓流  

ミシュランにも選ばれた東北随一の景勝地。爽やかな清流沿いは絶景の連続!

奥入瀬渓流  
ミシュラン・グリーンガイドで二つ星に選ばれた東北随一の観光名所、奥入瀬渓流。約14km続く渓流は、どこを歩いても絶景の連続。バスや車でビュースポットをめぐるのも良いですが、時間と体力が許せばぜひ歩いて散策を。自然で作られた緑のトンネルや遊歩道を散策すれば、澄みきった森の空気や、木漏れ日にきらめく水面、表情豊かな清流、葉や苔の可愛らしさなど、自然が織りなす美しさをあますことなく堪能できます。
写真を撮るのが好きな人は、下流から上流へと散策するのがおすすめ。下から撮った方が光の関係できれいに映ります。高低差も歩くのが苦になるほどではありません。十和田湖畔の遊覧船発着所(「子ノ口」バス停)をスタートし、奥入瀬渓流館近くの「焼山」バス停をゴールとした、フルにまわる約4時間のトレッキングコースは以下の通り。子ノ口→(20分)→銚子大滝→(50分)→雲井の流れ→(30分)→雲井の滝→(30分)→馬門岩→(15分)→)石ケ戸→(70分)→焼山
ベストシーズンは5月中旬~6月中旬の新緑の頃。紅葉が美しい10月中~下旬も人気。オンシーズンは渋滞になることも。早朝の散策なら混雑を避けられる上、朝靄に木漏れ日が射し込む幻想的な見られるかもしれません。

新緑の八甲田トレッキング ~ 毛無パラダイスライン

下りがメインのトレッキングコースです! 新緑や紅葉の山々と高山植物をお楽しみください!

新緑の八甲田トレッキング ~ 毛無パラダイスライン
・毛無パラダイスラインは、毛無岱(けなしたい)の中央部を縦走する下りがメインのトレッキングコースです。・季節ごとに新緑や紅葉の山々と高山植物をお楽しみいただけます。・ガイドと一緒に、約7Kmトレッキングいたします。・ガイドが同行いたしますので、初めての方でも安心してお楽しみいただけます。

酸ヶ湯温泉

八甲田に佇む湯治宿

酸ヶ湯温泉
十和田八幡平国立公園内に位置する酸ヶ湯温泉。古くから多くの湯治客が訪れ、その卓越した温泉の効能と豊富な湧出量、広大な収容施設、清純な自然環境、交通の便、低簾な料金等が認められ、昭和29年に「国民保養温泉地第一号」に指定されている。名物「ヒバ千人風呂」は160畳の広さがあり、現在も混浴の文化が残っている(朝晩女性専用時間あり)。趣のある湯治部屋からベッド付きの洋室まで様々なお部屋があり、ゆっくり日頃の疲れを癒すことができます。
酸ヶ湯近辺には八甲田(八甲田連峰)の雄大な自然を楽しめる八甲田ロープウェーがあり、春の新緑、夏の高山植物、秋の紅葉、冬の樹氷など、季節ごとに移りゆく絶景を楽しめます。新緑は 5月中旬、サマースキーは7月、紅葉は9月下旬~10月中旬、ウィンタースキーは12月中旬~5月はじめ、樹氷は1月~2月下旬が、例年のオンシーズンです。
八甲田山とは、十和田八幡平国立公園の北部に横たわる連峰の総称で、主峰八甲田大岳を中心に、10余を数える山々から構成されています。いたるところに湿地帯がみられ、高山植物の宝庫となっていることから、春から秋にかけては登山客でにぎわいをみせます。
酸ヶ湯温泉と同様「十和田八幡平国立公園」内に位置する城ヶ倉大橋。全長360メートル、アーチ支間長255メートルの日本一の上路式アーチ橋となっています。約120mの高さから望む城ヶ倉渓流は秋には錦色に染まり、木々の重なりが美しく、四季を通して八甲田山系の絶景を楽しむことができます。

ねぶたの家 ワ・ラッセ

ねぶたの家 ワ・ラッセ

ねぶたの家 ワ・ラッセ
ねぶた祭本番に出陣した大型ねぶたのうち4台を展示。毎日おまつり体験を実施し青森ねぶたを体感することができます。

【主な施設概要】
 ねぶた祭の歴史やしくみを学ぶことができます。 
 ①ねぶた囃子の生演奏&ハネト体験・囃子体験  11:10、13:10、15:10、17:10 (各20分) 
   ②ねぶた運行上映 9:30、10:00、10:30、11:00、11:30、12:00、12:30、13:00、13:30、14:00、14:30、15:00、15:30、16:00、16:30、17:00、17:30(各10分)
  (5月~8月は18:00、18:30追加)  
利用時間
 ねぶたミュージアム 5~8月 9:00~19:00  9~4月 9:00~18:00(最終入場は30分前まで)
 ショップ 5~8月 9:00~19:30  9~4月 9:00~18:30
 レストラン 5~8月 ランチタイム11:00~15:00(15:00~20:00)  9~4月 11:00~15:00(15:00~19:00)※()内時間帯は要予約

 ※ねぶたミュージアム・ホール入場者は駐車料金1時間無料
   障がい者に対する割引制度あり

(2024年9月25日現在の情報です)

三内丸山遺跡

三内丸山遺跡
 三内丸山遺跡は、日本最大級の規模を誇る縄文時代前期~中期の遺跡です。板状土偶や巨大木柱、漆塗り等高度な技術を要する遺物が出土しており、平成12年11月には国の特別史跡に指定されました。また、令和3年7月には三内丸山遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されました。
 縄文時遊館では常設展示室「さんまるミュージアム」で出土品を展示しているほか、縄文シアターでは遺跡を紹介する映像を上映しており、さらに体験工房においては、もの作り体験(詳細は「三内丸山遺跡体験工房」でご確認ください。)などができます。
 また、ボランティアガイドが遺跡の案内を行っています。

青森県立美術館

青森県立美術館

青森県立美術館
三内丸山遺跡の発掘現場から着想を得たという建物は、気鋭の建築家青木淳氏が設計。約9m×15mのシャガールの大作バレエ「アレコ」の舞台背景画をはじめ、奈良美智、棟方志功、寺山修司など青森県ゆかりのアーティストの作品が鑑賞できます。
 青森ならではの芸術創造の現場を体感できる空間です。
新青森駅・青森空港
GOAL
  • 中尊寺
  • 気仙沼「海の市」(シャークミュージアム)
  • 気仙沼ベイクルーズ遊覧船
  • 奇跡の一本松
  • 【陸前高田市】東日本大震災津波伝承館 いわてTSUNAMIメモリアル
  • 浄土ヶ浜
  • 龍泉洞
  • 久慈琥珀博物館
  • 八戸横丁
  • 奥入瀬渓流  
  • 新緑の八甲田トレッキング ~ 毛無パラダイスライン
  • 酸ヶ湯温泉
  • ねぶたの家 ワ・ラッセ
  • 三内丸山遺跡
  • 青森県立美術館

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